9.11テロの鉄片から追悼の日本刀づくり

和歌山県田辺市竜神村殿原の刀工安達茂文さんが、2001年9月11日アメリカのテロ事件があった世界貿易センターの鉄骨破片から、脇差と短刀をつくった。ニューヨークの消防署員パトリック・バトラーさんの依頼だった。バトラーさんはテロで多くの仲間を失い、安達さんは「亡くなった消防士さんらの鎮魂にさればとの思いを込めた」と語る。
安達さんによると、10月に鹿児島県の刀剣商を通じて依頼を受け、11月はじめに鉄片600グラムが届いたという。これまで和鉄で刀剣を製作してきたので洋鉄での製作は初めてだったそうだ。
多くの人が犠牲になった現場から持ち込まれた鉄片だったことから、地元の大應寺で供養してから作業を開始した。鉄片だけでは刀にできないため、持ち合わせていた玉鋼を2キロほど用いて完成させたという。
刀の寸法は脇差が36.6センチ、短刀は25.5センチ。バトラーさんの要望で「2001.9.11 NEVER FORGET 343」と掘った。343とは消化活動で亡くなった消防士の人数である。
安達さんは「バトラーさんは日本刀に関心があり、鉄片を追悼品にしたいと願っていたらしい。日本刀に再生したことでバトラーさん自身の魂をしずめることになればと思う。もし来日すれば詳しいいきさつを聞いてみたい」と話したという。刀は18日に刀剣商に発送した。
事件から15年が過ぎようとしているが、鉄片の日本刀の話を読んで、事件を思い出すことができた。亡くなった方に追悼の意を示そう。

ドローン宅配、実用化に向けて映像を公開

小型無人機の「ドローン」を使用した宅配サービスを計画しているアメリカのインターネットの通販最大手、「アマゾン・ドット・コム」が、実用化に向けて、新たな映像を公開しました。
アマゾンは今回、約2年前に発表したものより大型のドローンを開発しました。
これにより、重さが約2.2キロまでの商品を30分以内に届けることが可能になるとしています。
ドローンには、カメラが搭載されており、飛行中に障害物を察知した場合は、自ら回避する機能があるといいます。
映像には、ドローンが荷物を積み倉庫を出発、目的地に到着して、商品を置いて再び飛び立つ様子が収められています。
アマゾンは、安全性の確認など実用化に向けて、実験を続けているが、サービスを始める時期は未定とのことです。